GPF/JGPF 2018 in Vancouverの記憶🇨🇦番外編

実は今大会、私にはスケート観戦の他にとあるミッションがありました。それは推し選手にホリデーのギフトを届けること。

 

ことの始まりは2018年のGPF/JGPF 名古屋まで遡ります。現地観戦を終え、帰りのバスを名古屋の駅地下で待っていたところ、一通のDMが届きました。

なんと、その推し選手からではありませんか!

 

恐る恐る中身を見てみると、「サポートしてくれてありがとう、君の絵が好き」とあり、写真が添えられていました。

そう、推し選手はファンレターの返事をわざわざオンライン上から送ってくれたのでした・・・IDすら書いていなかったのに、一体どうやって見つけたのか??未だに謎です。

 

私は気が動転しつつも、素敵な演技をありがとうございました、また日本に来てください。と返事をしそっとスマホを閉じました。

それで終わりかと思いきや、なんと、僕一人の絵を描いてくれないか?という返事が来ました。

 

私は帰りのバスに揺られながら一心不乱に絵を描きました。当然ながら、そんなに情熱を込めて絵を描いたことは生涯を通して一度もありません。

帰宅後、私はビクビクしながらも推し選手に頼まれものの絵を送信しました。

すると、すぐに反応があり「これは素晴らしい、君って最高!インスタグラムはやってる?」と聞かれたのでアカウントを伝えたところ、なんとツイッターのみならずインスタまでフォローして下さりました。

 

その一件以来、絵を描いてアップする度に喜んで頂いたり、お母様からも反応があったりと、なんだか信じられない日々を過ごしていました。

 

そして大会前、私が推し選手への投げ込み用に作ったグッズをSNSにアップしたところ、お母様からダイレクトメールが届き息子のホリデーのギフト用に購入したいと言って下さりました。私は例によってびっくりしてしまい、購入なんてとんでもない、これは私からのプレゼントです!客席から投げます!とお伝えしたところ、何やら直接お礼がしたいとのことでしたので、どうしようかしばらく迷いましたが、こんな機会はもうないだろうと思い、もはや勢いで「でしたら、差し支えなければ、試合終了後私の応援バナーに息子さんのサインを頂けませんか?」と交渉してみたところなんと快諾して下さり、トントン拍子で推し選手とお会いすることになってしまいました。

 

当日、試合結果のこともあり私は空気を読んでギフトをカスタマーサービスに預けてそのまま帰ろうとしましたが、そんな矢先お母様からメッセージが届きます。「ジャクソンブースでお会いしましょう」とあったので、急いでその場所に向かうと、何故かもう一人の推し選手がただすんでいました。

 

お母様が連れて来て下さったのかは分かりませんが、運良くご挨拶することが出来ました。

とても礼儀正しい好青年でした。

 

そして、色々と状況が飲み込めないまま、遂に推し選手が現れます。香水をガンガン身にまとい、ヘアセットをばっちり決めた推し選手は年齢にそぐわず、すごく大人びて見えました・・・しかしその直後、いきなり「アンニョンハセヨ!」とボケをかましたりと、年相応??のキュートな一面が見えてなんだか緊張がほぐれました(もう一人の推し選手にそれ違うよと冷静に突っ込まれてました)

 

私のバナーを見た瞬間凄く喜んでくれて、あれよあれよという間に身内での撮影大会に・・・ジャクソンブースの机の上にあった商品を強引におしのけ(笑)ほら、バナー貸して!とすごい勢いでサインをして下さりましたが、マッキーを渡したら太いのと細いのどっちで書くかめっちゃ迷っててそれがもう本当にかわいかった(笑)

 

骨の軋むような、というかリアルにギシギシと音がしたアメリカ式??の長〜いハグは一生忘れないと思います。なんと言うか、アメリカってすごい国だなあ。

 

沢山の素晴らしい思い出をありがとう、お母様にも大感謝です。生きてて良かった。

 

GPF/JGPF 2018 in Vancouverの記憶🇨🇦その2

その1から大分期間が空いてしまいましたが、前回記事の続きです。

 

滞在先はイオナドライブに位置するキャリーセンター、ブッキングドットコムで知人が見つけてくれた宿舎です。

タグミッチェルサンダーバードアリーナまで徒歩10分ほどという好立地。周辺の大部分がUBCのキャンパスということもあり治安は安定していました。

 

f:id:miyan5605:20190326123101j:image

ホテル外観、一見学生寮みたいな感じ。

 

f:id:miyan5605:20190326123107j:image

室内。


f:id:miyan5605:20190326123056j:image

ベッドはセミダブルくらいの大きさ、清掃が行き届いており綺麗です。


f:id:miyan5605:20190326123112j:image

バスタブあるしお湯もしっかり出る、一番心配していた水まわり事情も特に問題なしでした。アメニティは最低限。冷蔵庫やコーヒーメーカーはありましたが電気ポットや電子レンジはなし。

 

私が利用した時は一泊1万円程度だったと思いますが、近隣のイベントと重ならなければもっとリーズナブルに宿泊出来そう。コスパが良く気兼ねしない宿でした。

ただ、セントラルヒーティングだったとは思うんですがやはりちょっと寒かったです。

 

1日目は極度の時差ボケのためホテルに着くなりすぐに眠りこけてしまいました。生まれて初めての時差ボケ、やはり尋常ではありません。

 

そして2日目、前日練習を見るべく会場へと向かいましたが、ここでまたもやトラブル発生!人生初、THE 異国の地で道に迷う(笑)

いかんせん地図が読めない人間でして、グーグルマップを確認しつつ会場がある方向に進んでいるつもりが、何故だか現在地がどんどん会場から遠のいているではありませんか・・・結果、10分程度で着くはずの会場に1時間近くもかかってしまい、地図が読めないって本当に恐ろしいということを痛感。

 

f:id:miyan5605:20190422094718j:image

会場が見えた時の喜びはひとしおでした、タグミッチェルサンダーバードスポーツセンターは外観がかっこいい。


f:id:miyan5605:20190422094906j:image

UBCのロゴもクール。

 

f:id:miyan5605:20190422095738j:image

ツイッターのフォロワーさんに譲って頂いた通し券の座席は10列目くらいのコーナーでしたが、想像以上に見晴らしが良かった。


f:id:miyan5605:20190422095731j:image

会場見取り図。


f:id:miyan5605:20190422095742j:image

大会スケジュール。


f:id:miyan5605:20190422095734j:image

ブロッシャーは1部10$と日本の大会パンフレットの半額以下でした。

 

大会中会場内コンセッションで購入したものたち↓
f:id:miyan5605:20190422102001j:image

ソーセージが巨大なホットドッグ、パンはフライとノンフライが選べました。想像以上に美味しかったので三回くらい食べた記憶が。7$くらいだったかな。


f:id:miyan5605:20190422101958j:image

中身はホットチョコレート、4$くらい。


f:id:miyan5605:20190422102012j:image

お米入りスープ、魚介のダシがよく出ていて美味しかった。クラッカー付きで5$くらい。


f:id:miyan5605:20190422102008j:image

そんなに大きくないハンバーガー、肉質も普通。8$くらいしたかな?

 

イベント会場も周辺のコンビニもコスパはよろしくなく、大きめのミネラルウォーターは安いものでも3$超え。周辺に大衆向けのスーパーとかあれば助かったかなと思いました。

 

その3に続く→

GPF/JGPF 2018 in Vancouverの記憶🇨🇦その1

もう数ヶ月前のことにはなりますが、GPF/JGPF 2018を観にバンクーバーへ行った時の話をしたいと思います。

 

同年4月の韓国🇰🇷(Ice fantasia2018 in Mokdong)に続き、自身二度目の海外旅行。

スケートファンになる前はまさか北米にたった一人で行くことになるとは想像もしませんでしたが、知人からのアドバイスもあって一応個人で全て手配することが出来、多少ゴタゴタはしましたがなんとか行って参りました。

 

関空→成田→バンクーバー国際空港という感じで飛行機を乗り継ぎましたが、関空から成田へのフライトが早朝のLCCだったため、りんくうタウンに前泊しました。今回利用したのは駅前のワシントンホテル

f:id:miyan5605:20190325183355j:image
ホテルから関空までのシャトルがあり、室内も清掃が行き届いていて清潔なホテルでした。

f:id:miyan5605:20190325183359j:image


f:id:miyan5605:20190325184055j:image

お値段は一泊8000円程度。

 

翌日、peachに乗り成田へ。

f:id:miyan5605:20190325184329j:image

peachは初めての利用でしたが、チケットが一見レシートのような簡素なものでした。シンプルピーチの場合手荷物料金は通常別なのですが、今回システムエラーやらなんやらで行きは無料でした、ちょっとラッキー。


f:id:miyan5605:20190325184333j:image

 

いよいよ搭乗、機内はLCCなりに狭いですが1時間20分程度のフライトのためストレスは特にありませんでした。料金は往復で1万円前後。(※通常手荷物料金別途かかります)

 

成田での待ち時間が10時間ほどあった為、事前にネット予約していたレンタルWi-fiルーターを受け取り、モバイルチェックインを済ませた後空港内を散策しました。

f:id:miyan5605:20190325182806j:image


f:id:miyan5605:20190325182810j:image

写真は展望台からの眺めです、運良く晴れており、12月とは思えない日差しと気温でした。

お土産屋さんを見たり、シャワーを浴びたり、レートの良さげな両替所を探したりして時間を潰していたら案外あっという間に時間は過ぎ、遂に初のJAL国際線搭乗へ。

 

f:id:miyan5605:20190325190738j:image


f:id:miyan5605:20190325190734j:image

まともな写真が撮れませんでしたが、特になんの変哲もない普通の機体。

搭乗してみると何やら直前キャンセルが相次いだらしく機内は閑古鳥が鳴いており、隣もばっちり空席だったのでストレスフリーでした。

 

機内食は搭乗後すぐのおやつ+夜と朝に二回。

f:id:miyan5605:20190325191706j:image

JAL特製あられ(亀田製菓製)とトマトジュース。


f:id:miyan5605:20190325191710j:image

何やら有名シェフ監修の一品らしい、私は魚をチョイス。


f:id:miyan5605:20190325191717j:image

こちらはメニュー。


f:id:miyan5605:20190325191713j:image

メイン料理。色々具材が入っていて彩良し、味も美味しかった。


f:id:miyan5605:20190325191721j:image

デザートのプチケーキとは別にハーゲンダッツまで出て来ました。満腹なり。

 

f:id:miyan5605:20190325191701j:image

こちらは朝ごはん、個人的にミネストローネは大好きなのでテンションが上がりました。

 

初のロングフライトで眠れる気が全くしなかったため機内で時間を持て余さないか多少不安でしたが、飛行機Wi-fiのお陰であっという間の10時間でした。24時間使い放題プランで2000円弱程度だったと思います。(※もちろん飛行機降りたら使えません)

 

人生初の北米上陸前夜にも関わらず機内では思いのほか冷静に過ごしていましたが、バンクーバーが見えて来た時はさすがにテンションぶち上がりましたね。

f:id:miyan5605:20190325193046j:image


f:id:miyan5605:20190325193050j:image

生まれて初めて目にする北米の景色、もう心中ひゃっほー状態です。本当に一人でカナダに来てしまいましたよ。さて、果たしてこれからどうなるのか・・・とか思っていた矢先!早々にアクシデントが勃発。

 

なんと、申告書を見た入国審査官から「Stand B.」と告げられてしまいます。

私は死ぬほどテンパりつつ、どう見ても人っ子一人並んでいないBラインに恐る恐る向かい、カウンターの空港職員に申告書を差し出しました。すると何やら早口で質問をされまして、ぶっちゃけ語尾の"correct?"以外何を言ってるのか全く聞き取れなかったので勢いでイ、イエス〜!!と答えたら(いや、聞き返せよ(?))、お次はあっちの窓口に行きなさいと告げられました。

 

そう、そこで私はようやく気付いたのです。

セルフ入国手続きの際、桁を読み違えて"〜$以上のカナダ$を持ち込んでいるか?"という質問にYes.と回答してしまっていたのでした。日本語モードで操作したにも関わらず!

アホにもほどがあります。ちなみに具体的な額は忘れましたが、普通にありえない額でした。

 

言わずもがな、窓口のお兄さんに英語で上手い具合に事情を説明出来るほどのスピーキング能力を持ち合わせていない私は「アイムソーリー!イッツマイフォルト!」と言いながら、財布の中にあった現金を引っ張り出し、「ディスイズオール!」とうったえました。すぐに察して下さり、「これで全部かい??Ah〜That's OK〜」と苦笑いしながら入国許可のハンコを押してくれました。察しの良いお兄さんで本当に良かった。

やれやれです、次からは気をつけないと・・・

 

そんなことがありつつも、無事ゲートを抜けることが出来ました。

f:id:miyan5605:20190325221848j:image

 

送迎をお願いしていた方とこちらのオブジェの下で落ち合い、お茶をしていると、なんと今度はスマホがないことに気づきます。

私は青ざめて「海外でスマホ紛失、これは、完全に終わった」と絶望しました・・・

 

しかし、この時の私はツキにツキまくっていた。送迎の方にことの全てを伝え、カスタマーセンターに事情を話して頂いたら、先程の窓口のお兄さんがスマホを持って出て来てくれたではありませんか!神か仏かイケメンか!!(?)

どうやら窓口のカウンターに置き去りにしてしまっていたようでした、もはやアホの一言では済まされないレベルのマヌケっぷり。

送迎の方がいなければ私はバンクーバー空港で一人悶絶していたに違いないし、スマホも戻って来なかった可能性が高い。本当に感謝しかありません。本当に、次からは気をつけないと・・・短時間で二度もやらかすとは、やはり自分が一番信用なりません(笑)

 

ホテルに向かう前にホールフーズとグランビルアイランドに立ち寄って頂きました。

f:id:miyan5605:20190325213025j:image

グランビルアイランド、すごくお洒落な場所なんですが、バンクーバーは晴れていると寒い。慣れない寒さに身を縮めながらの観光です。


f:id:miyan5605:20190325213015j:image

内装もお洒落、美味しそうな食べ物が沢山売られています。


f:id:miyan5605:20190325213020j:image

いいねいいね、市場って感じ。


f:id:miyan5605:20190325213010j:image

なんか有名そうな橋。(無知)


f:id:miyan5605:20190325212958j:image

この橋気に入ったぜ、かっこいいのでもう一枚。


f:id:miyan5605:20190325213007j:image

まだそんな遅い時間ではなかったんですが、バンクーバーは冬、陽が傾くのが早いらしい。

夏は逆みたいですね。


f:id:miyan5605:20190325213002j:image

テーブルで待ち伏せし、旅行客の食べものを常に狙っているであろうお鳥様たち。(憶測)

 

スーパーと市場で水や食料の調達を無事済ませ、滞在先の宿舎へと向かって頂きました。

f:id:miyan5605:20190325222935j:image
f:id:miyan5605:20190325222939j:image

画像は宿舎にて撮影したものです。

メープルバターが特に美味しかった。

 

その2に続く→